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『異書奇譚』の舞台裏、喫茶マキの平凡な日常の一コマ。
弦巻マキの朝は早い。冬はまだ空が明るくなる前に起床し、実家であり自分の店でもある『喫茶マキ』へ向かう。これは、雛菊書房の店長「結月ゆかり」が通う喫茶店『喫茶マキ』とその現看板娘「弦巻マキ」、そしてその周囲の人達が『異書奇譚』の傍らで紡ぐ、平凡な日常の物語。商店街の一角で、今日も、木製の扉に付いたドアベルが、カランカランと店内に響き渡る――。